愚者の労苦はその身を疲れさせる、 彼は町にはいる道をさえ知らない。
愚者の労苦はその身を疲れさせる、彼は町にはいる道をさえ知らない。
愚か者は大した仕事でもないのにうろたえ、 ささいなことにも力を出せない。
愚者は労苦してみたところで疲れるだけだ。 都に行く道さえ知らないのだから。
彼らは人なき荒野にさまよい、 住むべき町にいたる道を見いださなかった。
住むべき町に行き着くまで、まっすぐな道に導かれた。
鉄が鈍くなったとき、人がその刃をみがかなければ、 力を多くこれに用いねばならない。 しかし、知恵は人を助けてなし遂げさせる。
愚者は言葉を多くする、 しかし人はだれも後に起ることを知らない。 だれがその身の後に起る事を 告げることができようか。
あなたの王はわらべであって、 その君たちが朝から、ごちそうを食べる国よ、 あなたはわざわいだ。
愚者は道を行く時、思慮が足りない、 自分の愚かなことをすべての人に告げる。
なぜ、あなたがたは、 かてにもならぬもののために金を費し、 飽きることもできぬもののために労するのか。 わたしによく聞き従え。 そうすれば、良い物を食べることができ、 最も豊かな食物で、自分を楽しませることができる。
正しい者が滅びても、 心にとめる人がなく、 神を敬う人々が取り去られても、悟る者はない。 正しい者は災の前に取り去られて、
これらは皆ことわざをもって彼をあざけり、 あざけりのなぞをもって彼をあざ笑わないだろうか。 すなわち言う、 「わざわいなるかな、 おのれに属さないものを増し加える者よ。 いつまでこのようであろうか。 質物でおのれを重くする者よ」。